発達検査受けてきました
先日、はーくんの発達検査を行いました。
今回はその結果と私たち、はーくんの周りの大人の見解と今後についてのお話。
発達検査って何?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、そこについても私の理解の範疇でお話ししたいと思います。
今回の発達検査までの経緯
はーくんが初めて発達検査を受けたのは、2歳5ヶ月の頃でした。
その時のお話はコチラ↓↓ hayumam.hatenablog.com
今回は4歳4ヶ月での発達検査ということで、2年ぶりの検査となってしまいました。
本来なら昨年度もどこかで1回受けておくべきだったのでしょうが、なんだかんだとバタバタしていたこと、通っていた療育教室も一時的な契約(本契約したのは今年度から)で正式に検査を受けられなかったことが、昨年度に受けるタイミングを失ってしまった原因でした。
実に2年ぶりの発達検査で、私は少し心配していましたが、当の本人はいつも通りリラックス状態で臨めたので、はーくん本来の力を発揮できたように感じています。
前回と大きく違うことは、前回は初対面の相談員さんが相手だったため、はーくんが緊張してしまってなかなか進まなかったのですが、今回はいつも通っている療育教室の先生が相手だったので、はーくん的にはとてもよかったのだと思います。
前回の発達検査では、はーくんが出来ないことがあると私がソワソワしてしまったり、思わず口を出しそうになっていましたが、この2年間でさすがの私も学習したようで、何があっても口を出さないを徹底し、はーくんが出来ないことがあってもリアクションはせず、どーんと構えて見守ることが出来ました。
子どもは、親の一挙一動に敏感に反応してしまうので、何か間違えたことに少しでも反応してしまうと、子どもが萎縮して力を発揮できなくなってしまうことがあります。
なので、とにかく何もせず・何も言わずを徹底して見守ることが大事なんだと言うことを、この2年で痛感しました。
今の私のとしては、「出来ないからなんなんだ、元気で笑っていてくれればそれでいい」という考え方になっているので、余計にどーんと見守ることが出来たのかもしれません。笑
発達検査とは
発達検査とは何なのか。
言葉にしてみようと思うと難しかったので、調べてみました。
発達検査は、発達全般、および認知、言語・社会性、運動などの子どもの状況を客観的に測定する検査です。結果は、いわゆる「健常児」ではどのくらいの年齢に相当するかという発達年齢(Developmental Age:DA)、発達年齢と実際の年齢である生活年齢(Chronological Age:CA)との比率を求めた発達指数(Developmental Quotient:DQ、年齢どおりに発達していれば100)で表現されます。
つまり、発達検査とは子どもの発達具合を数値で測定して、健常児と呼ばれるいわゆる「普通」の発達をしている子と比べてどのくらい発達しているのかを判断するものなんですね。
発達検査にはいくつかの種類が存在しますが、よく行われているのは以下のようです。
- KIDS(キッズ) 乳幼児発達スケール
- 新版K式
- 田中ビネー知能検査
- 遠城寺式乳幼児分析的発達検査
- ウェクスラー知能検査(WISC・WAIS)
はーくんが行ったのは2年前も今回も新版K式でした。
検査の内容
具体的的にどんなことするの?と思われますが、検査と言っても子どもにとっては遊んでいる感覚で行うことが出来ます。
検査員さんもお医者さんとかではなく、専門のお勉強をされた方なので、子どもが萎縮してしまうと言うこともありません。
年齢や月齢によって、当然検査内容も変わってきますが、検査員さんと「傘は?」→「さす」、「遅刻しそうな時はどうする?」→「急ぐ」など、簡単な会話で対話力を調べたり、積み木を積み上げたり検査員さんと同じように組み立てたりして手先の発達を調べたり、様々なピクチャーカードを見せて、「長い方はどっち?」「小さい方は?」「泣いてる顔は?」などなど指さしで物事をきちんと認識しているかを調べたり、、、
イメージとしては、半年検診や1歳半検診等で行われる物に似ていますね。
検査結果
今回のはーくんの検査結果は以下のとおりです。
- 認知・適応:4歳4ヶ月
- 言語・社会:4歳9ヶ月
- 全体:4歳7ヶ月
あれ、、、?
うちの子、発達グレーじゃなかったっけ??
と思う結果になりました。笑
療育の先生にも、「今のはーくんなら加配をつけなくても保育園でやっていけそうですね」と言われました。
ただ、結果の数値だけ見ると、健常児と同様に発達してるように見えますが、やはり気になる面もチラホラ。。。
検査内容に意欲的に取り組んでいたはーくんではありますが、うまく出来ないと「楽しくない」「もうしない」と諦めモード。
検査中には出ませんでしたが、嫌なことや気に入らないことがあると、すぐに怒りの沸点に達してしまうことも今後の課題。
これらがダメなことではありませんが、この気持ちのコントロールをうまく出来るようにならないと今後の生活に影響するので、フォローをしっかりしていこうと思います。
今後の対応
今回の検査でも前回の検査でも、手先の不器用さが顕著に現れました。
これは父親譲りなので、まあ仕方がない部分はあるのですが。笑
それで思い通りに行かなくて集中できない、という場面が今後多く出てくるでしょう、とのことだったので、まずは出来ないことへ向き合って、どうしたらいいのか考える力をつけられたらいいな、と思います。
感情のコントロールも苦手な様子なので、気持ちが崩れてしまった時は出来るだけ時間をかけてはーくんと向き合って話し合う時間を作ろうと思います。
今回の検査結果を受けて、夫婦で考えたのは、はーくんは発達障害かもしれないし、じゃないかもしれない。
正直どっちかなんて全く分かりませんが、他の子たちと比べて気難しいところがあるのは事実。
一昔前まで「ちょっと変わった子」として認識されていたような子たちと同じなんだろうな、と思います。
「だからどうした」というところではありますが、親としてしてやりたいと思うのは、これからどんどん社会に出て行って、出来るだけ辛い思いをしないように今できるフォローをしっかりしてやりたいな、と考えています。
手探りで、いっぱいいっぱいになることも多いですが、精一杯頑張ります。